大阪にある医学部がある大学
※左右にスライドさせてご確認下さい。
大学名 | 偏差値 | 合格率 | 学費(6年) | 定員 | |
---|---|---|---|---|---|
国立 | 大阪大学 | 70 | 1.5〜5.5倍 | 350万円 | 93名 |
大阪公立大学 | 67.5 | 3.0〜13.0倍 | 360万円 | 94名 | |
私立 | 大阪医科薬科大学 | 67.5 | 4.4〜43.4倍 | 2,841万円 | 112名 |
関西医科大学 | 70 | 4.5〜57.3倍 | 2,144万円 | 127名 | |
近畿大学 | 65 | 9.0〜87.7倍 | 3,583万円 | 112名 |
大阪大学の特徴
大阪大学の医学部は、医学科と保健学科に分かれています。主な違いは、医学科は医師、保健学科は看護師・放射線技師・臨床検査技師を目指す点です。
伝統ある研究者養成をモットーとし、日本で初めて基礎医学講座配属を導入した学校が大阪大学。基礎医学講座配属とは、学生が一定期間基礎医学研究に専念できるプログラムで、実際の医学研究の現場に触れる大切な機会です。これにより基礎系大学院進学者が年々増えています。
また、充実した臨床実習を実施しているのも特徴的です。診療参加型臨床実習はもちろん、最先端医療にも携わる機会も多くあり、先端医療と一般診療をバランスよく学ぶことが可能となっています。
大阪公立大学の特徴
大阪公立大学は、「地域と世界に貢献する知の拠点」を目指す大学です。医学部のほか、獣医学部と看護学部があります。
同大学の中でも医学部は先端医学研究と高度な医療教育を提供。豊富な臨床実習機会や基礎・応用研究の充実を特色としており、附属病院や地域医療機関との強い連携を通じて、即戦力となる医療人材の育成に注力。
国際的な医学研究ネットワークを活用した最先端の学びを受けられることも大きな魅力です。
入学時のハードルが高いだけでなく、医師国家試験の合格実績も高く、充実した学習環境を提供していることが、大阪公立大学医学部です。
大阪医科薬科大学の特徴
大阪医科薬科大学は、医学・薬学・看護学の3分野を統合的に学べる医療系総合大学として、2021年4月に誕生しました。これにより、医療の現場で不可欠な多職種連携教育を強化し、未来の医療を支える人材の育成に取り組んでいます。
高度先端医療から地域医療まで幅広く学べるカリキュラムを整備し、国内外の医療機関との連携による臨床実習や国際研修を実施。学生は、最前線の医療現場を体験しながら、より深い知識と実践力を身につけられます。
また、「教育・研究・医療」の3本柱を軸に、国内屈指の医療系総合大学を目指すビジョンを掲げ、最先端の医学・薬学研究を推進。新たな医療技術の開発や医療の質向上に貢献できる人材を育成しています。
医療の未来を切り拓く次世代のプロフェッショナルを育成する大阪医科薬科大学は、これからも進化を続けるでしょう。
関西医科大学の特徴
関西医科大学は、医学の本質を深く理解し、独創的な知識と豊かな人間性を兼ね備えた医療人の育成を目指しています。単なる知識の習得にとどまらず、患者一人ひとりに寄り添うヒューマニズムを重視し、社会に貢献できる医師を育てることが教育理念です。
自由で開かれた学風のもと、学生の探求心を伸ばし、臨床・研究の両面で幅広い視野を養うカリキュラムを提供。実践的な臨床教育に加え、医療現場での課題解決力を身につけるためのPBL(Problem-Based Learning)やシミュレーション実習など、多様な学びの機会が用意されています。
最先端の設備を備えたキャンパスや病院との連携を活かし、医学の知識だけでなく、医療現場で求められる実践力・協調性も育成する大学です。
近畿大学の特徴
近畿大学の医学部は、単に「医師」を育成するだけでなく、医学の探究心を持ち続ける研究者型医師の育成に力を入れています。
また、徹底した少人数教育を採用し、専門性の高い知識や技術を身につけるだけでなく、患者に寄り添う姿勢や倫理観を重視。最前線で活躍する医師との距離が近く、医療現場で求められる「人のために働く姿勢」を直接学べます。
さらに、薬学部との連携や附属病院での臨床研修を通じて、チーム医療の重要性を理解し、実践力を高める機会が豊富に用意されています。
近畿大学医学部は、患者から慕われ信頼されると共に、次世代の医療を担う人材を育成する大学といえるでしょう。