大阪にある医学部がある大学
※左右にスライドさせてご確認下さい。
大学名 | 偏差値 | 合格率(2020年) | 学費(6年) | 定員 | |
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国立 | 大阪大学 | 72.3 | 1.9〜2.9倍 | 350万円 | 100名 |
大阪市立大学 | 70.3 | 2.6〜12.5倍 | 360万円 | 80名 | |
私立 | 大阪医科薬科大学 (2021年4月より、大阪医科大学・大阪薬科大学を統合) |
67.2 | 10.1〜36.9倍 | 3,208万円 | 109名 |
関西医科大学 | 76.2 | 3.3〜37.6倍 | 2,814万円 | 102名 | |
近畿大学 | 66.5 | 3.0〜90.9倍 | 3,584万円 | 115名 |
大阪大学の特徴
大阪大学医学系研究科・医学部には、2つの学科と2つの関連施設があります。学科は、医学科と保健学科に分かれています。医学科には、医科学専攻と医学専攻があり、医科学専攻の修士課程は定員20名という狭き門です。
伝統ある研究者養成をモットーとし、日本で初めて基礎医学講座配属を導入した学校です。これは、学生が一定期間基礎医学研究に専念できるプログラムのことです。これにより基礎系大学院進学者が年々増えていっています。
また、充実した臨床実習を実施しているのも特徴的です。診療参加型臨床実習はもちろん、最先端医療にも携わる機会も多くあり、先端医療と一般診療をバランスよく学ぶことが可能となっています。
大阪市立大学の特徴
大阪市立大学は市民の誇りとなり親しまれる大学になることを基本理念とする大学で、文系、理系学部の他、商学部や法学部など幅広い学部、学科を持つ総合大学です。
同大学の中でも、医学部は偏差値70程度とハイレベル、立地も大阪市の中心と利便性の良さから人気も高く、優秀な学生が集まってくる大学と言えます。
大阪市立大学医学部のキャンパスは、本キャンパスとは別の阿倍野キャンパスで、天王寺駅から徒歩圏内のため、近畿圏の学生だけでなく一人暮らしをする学生にとっても便利の良い場所にあります。
また入試時の偏差値が高くハイレベルな大学であるだけでなく、医師の国家試験合格率も全国の医学部中では上位にランクしていることから、入学後の学習環境も高度であることがわかります。
大阪医科薬科大学の特徴
大阪医科薬科大学は、2021年4月から大阪医科大学と大阪薬科大学が統合してできる大学です。大阪医科大学は、日本で最初の5年制の医学専門学校である大阪高等医学専門学校として発足し、大阪薬科大学は大阪道修薬学校として発足し、日本で最初の女子薬学専門学校である帝国女子薬学専門学校を経て現在の形となっています。
この伝統ある2つの大学の融和の中で多職種の専門チームを育てます。高度先端医療から地域医療まで幅広い医療を学ぶことができ、更に国内外で行う臨床実習でより深く学ぶことが可能です。また、教育・研究・医療を中心とするビジョンを掲げ、国内屈指の医療系総合大学を目指しています。
環境も施設が充実しており、素晴らしい施設や恵まれたアクセスなど、とても通いやすく学びやすい環境です。
関西医科大学の特徴
関西医科大学医学部では、医学の理念を把握し、学ぶことは元より、そこから更に独創的な知識と豊かな人間性を育て、社会において求められるヒューマニズムを持った医療人の育成を主眼としています。
自由な校風は学生の探求心を育て、様々なカリキュラムは広い視野を持つことを育てます。そして学びの環境の中で学友と切磋琢磨し、その共有する時間を貴重なものと感じられる情操教育を育んでいきます。こうした環境作りこそ、関西医科大学医学部の特徴です。
近畿大学の特徴
近畿大学医学部はただの「医者」を作るだけの大学だけではありません。医学では、今は常識とされている知識でも、数年後には古い知識になってしまうものもあります。そのため、日夜研究し続けなければなりません。近畿大学医学部では医学系研究者の養成にも熱心に取り組んでいる点が特徴です。
また、徹底した少人数授業を行っていることも特徴のひとつです。医者として求められることは、医学の確かな知識と技術はもちろんのこと、人のために働ける人格を持っている必要があります。前線で働いてきた先生方と距離が近いことで、医者として持っておかなければならない心構えを身に付けることができます。
総合大学ですので、医学部の中だけで学びが終わるのではなく、薬学部と協力して学んだり、附属病院での研修が実施されています。身につけた知識や技術をさらに向上させるための環境が整っています。