医学部模試を活用して合格を勝ち取ろう!大阪でおすすめの模試も紹介

公開日:2022.03.31 更新日:2023.09.20
医学部模試を活用して合格を勝ち取ろう!大阪でおすすめの模試も紹介

医学部入試に突破するために、日々勉強に励んでいる方が入試までに取り組むべきこととして模試の受験があります。
大学受験生全体向け、医学部に特化したものや志望校別など様々あり、どれを受験すべきか悩んでいる方も多いでしょう。

そこで、おすすめの模試やその活用方法についてご紹介します。
医学部模試を受けるのには、多くのメリットがありますので、本番に向けて取り組んでいきましょう。

 

医学部模試を受けるメリット

医学部受験生が模試を受けるのには様々なメリットがあります。
それらを十分に理解した上で、模試を上手に活用していきましょう。

 

日々の勉強のペースメーカー

模試を受けると、点数はもちろんのこと、偏差値や合格の可能性、全国順位などの判定が出ます。

繰り返し受けることで、日々の勉強の結果がどのくらい出ているのかを知ることができます
毎日の勉強のモチベーションにもなるでしょう。

次回の模試では、「これまでよりも高い成績を残す」「A判定を出す」「苦手分野の点数をアップさせる」といった具体的目標を立てておきましょう。

そして、それに沿って日々の勉強に精進していくとよいです。

ただ漠然と「医学部合格」という大きな目標を立てるのではなく、それに向けての細かい目標を立てていくことで、緊張感を持って学んでいくことができます。

また、模試の結果により自分の現在の立ち位置をしっかりと理解することで、志望校の選択にも役立てることができます。

 

試験本番の雰囲気に慣れる

普段の勉強では落ち着いて正しい答えを導き出せるのに、試験となるとミスが増えてしまうというケースは多いです。
そのため、試験本番の雰囲気に慣れ、自分の実力をしっかりと出せるようになることが大切です。

模試では、いつもと異なる会場で、見慣れない顔に囲まれ、緊張感を持って試験を受けることができます。
また、医学部模試であれば、スケジュールも本番と同様に行われるものが多いです。

入試本番の緊張感を味わい、徐々に慣れることができるでしょう。

また、マーク式の場合、丁寧にマークを塗り、自己採点をするために問題用紙に解答をメモしておくことにも慣れることも可能。
時間配分にも注意しながら、どんどん問題を解いていかなければなりません。

そして、記述式の二次試験の場合は、まず問題全体に目を通して、大まかな時間配分を考えた上で取り組む必要があります。
こうして、試験というものに慣れることができるのが、模試の目的の1つでしょう。

 

自分の得意・不得意が分かる

点数や偏差値だけをチェックして終わるのではなく、必ず試験結果の詳細を確認しておきましょう。
どの分野での間違いが多かったのかを確認し、今後の勉強で重視すべきところを分析することができます。

他の受験生と比較して、自分ができていない分野を見つけたら、そこを徹底的に学ぶ必要があります。

また、得意分野も知ることができます。
得意分野は絶対に落とさないようにし、そこを伸ばしていくことも合格へのポイントとなるでしょう。

 

模試と類似した問題が出る可能性がある

各予備校では、本番模試やオープン模試といった、二次試験対策のための模試が実施されています。

そこでは、国公立大学、私立大学の医学部の出題傾向を分析した上で作られた予想問題に挑戦することができます
本番の試験でも自分の志望校で類似した問題が出る可能性があるため、受けておく必要があります。

特に私立大学志望の方は、志望校の医学部模試を受けるのがおすすめです。
これまでの試験内容を熟知しており、徹底的に分析した上で作成された模試だからです。

 

医学部模試の活用法

医学部模試を受験したあとで、どうすれば最大限に活用できるのでしょうか。
一喜一憂し、せっかくの機会を無駄にしてしまわないように、絶対にすべきことをまとめました。

 

自己採点を行い合格に必要なことを考え復習する

模試を受けてそのままにしておくのは非常にもったいないです。
自己採点、自己分析をして、結果をもらう前から、復習に取り組み始めることが大切です。

緊張感を持ち自己採点に取り組み、マーク式であれば、自己採点と実際の点数にズレがでないようにすることも練習の1つとなります。
これは、試験本番でも非常に重要なことです。

正しく自己採点し、二次試験の出願校はそのときの自分に最適なところに出さなければならないからです。
正確に自己採点を行えるようになるために、模試で繰り返し練習しておきましょう。

そして、受けてみて、できなかった・難しかった、と感じた分野はその日のうちから、復習を始めましょう。
すぐに解き直しすると、間違えた問題やわからなかった問題も、定着しやすくなります。

 

模試を受けたあとの注意点

受けっぱなしにしないことが大切です
模試を受けた直後と、結果が返ってきてから、と繰り返して復習し、もし次回同じ問題がでたら必ず満点が取れるようにすることが大切です。

それほど徹底的に取り組むことで、模試を最大限に活用できているということになります。

復習をすることで、なぜ間違えてしまったのかもわかるでしょう。
ケアレスミスなのか、基礎的な部分も理解が足りないのか、しっかりと把握することも重要です。

そして、選択問題がある試験の場合は、選択しなかった問題についても取り組んでおきましょう

その後、試験を踏まえて今後の学習計画を練りましょう
志望校の合格点に足りていない場合は、勉強計画を修正する、苦手分野を見つけて集中的に取り組む、など模試を活かして勉強のスケジュールを考えていきます。

スケジュールは、期間、勉強範囲(参考書のページ数など)を具体的に設定するとよいです。

 

医学部模試の選び方

模試を受け、活用し、合格へとつなげていくためには、やみくもに申し込み、受験しても意味がありません。
そこで、医学部志望者が模試を受ける際に、どのような基準で選ぶべきなのかをまとめました。

 

どこの模試を受ける?

医学部受験をする際に、本番ではマーク式の共通テストを受験し、その後に二次試験で記述式試験に取り組むという流れが多いでしょう。

そのため、マーク式と記述式の両方に慣れ、結果を残していく必要があります。
大きく分けて、この2種類の模試にチャレンジしていきましょう。

マーク式の共通テスト対策の模試は、医学部志望者だけでなく、様々な学部を志望する方が受験します。
基礎的な問題が多いですが、教科数が多く、国公立大学志望であれば必須なのでコツコツ対策をしていきましょう。
マーク式の模試の自己採点の練習にも効果的です。

そして、二次試験対策の医学部受験生向けの模試です。
医学部志望者全体向けや、志望校別のものなどがあります。

特に私立大学志望者は志望校別の模試は必須です。

模試を受けていく上で、志望校を明確にすることも大切です。
学校によって、共通テストの点数と二次試験の点数でどちらが重視されるのかが異なるからです。

志望校を定め、比重の高い試験の模試に注力するのも1つの方法です。

 

模試はいくつ受ける?

各予備校で多数実施されています。
模試はできるだけ多く受けたいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、受ける数が多すぎると、復習できる時間が十分にとれずに無駄になってしまいます。

模試を受けたあとは、間違えた問題や苦手分野などの見直し、復習がきちんとできるペースを自分で考えたり、予備校の先生に相談したりして、無理なく続けられる頻度で受け続けていきましょう。

目安としては、月に1回程度医学部模試を受けるのがおすすめです。
毎月受けることで、他の志望者と比べた自分の位置を測るペースメーカーにもなります。

結果を気にしすぎるのもよくありませんが、これまでの勉強の結果、今後の計画を立てるための目安として活用していきましょう。
自分の立ち位置を測るためには、受験者数が多い医学部模試を受けるとよいです。

 

大阪で受けられるおすすめの医学部模試5選!

医学部模試がたくさんあり、どれを受けるべきか迷ってしまう方もいらっしゃるでしょう。
そこで、大阪で受けられるおすすめの医学部模試をご紹介します。

厳選した5つの予備校の模試なので、その特徴を比較し、どの模試を受けるか検討してみてください。

 

メディカルラボ

私立医学部模試


自分の学力特性×大学の出題傾向で判定。
自分の学力特性(スピード、出題形式、知識、科目別配点)に照らし合わせ、全私立医学部31校に最も合った大学がわかります。

自己分析しやすく、志望校の選定、合格に向けた学習計画が立てやすいです。
また、私立医学部受験者全体での順位を知ることができます。

時期 1回目:6月、2回目:10月
会場 全国26会場、自宅受験も可能。

大阪会場:メディカルラボ大阪梅田校、メディカルラボ大阪なんば校

受験料 5,000円(税込)

 

私立医学部大学別実力判定テスト


私立医学部12大学(岩手医科大学、埼玉医科大学、杏林大学、順天堂大学、東京医科大学、東京女子医科大学、金沢医科大学、藤田医科大学、近畿大学、兵庫医科大学、川崎医科大学、福岡大学)の合格可能性、出題傾向、今後の対策に対応している模試です。

本番の予習として活用したり、直前に自信をつけたりするのにぴったりです。
既に志望校が決まっている方におすすめです。

12校全てを受験することも可能です。

時期 9月~翌1月
会場 自宅受験
受験料 1大学につき3,000円(税込)

 

メビオ

私立医学部大学別模試


日本最の私立医学部大学別公開模試で、私立大学18大学医学部(杏林大学、聖マリアンナ医科大学、兵庫医科大学、日本医科大学、慶應義塾大学、久留米大学、東京医科大学、東邦大学医学部、近畿大学医学部、藤田医科大学、順天堂大学、大阪医科薬科大学、東京慈恵会医科大学、福岡大学医学部、関西医科大学、昭和大学医学部、川崎医科大学、日本大学医学部、金沢医科大学)対象。

大学別の出題傾向を知り尽くした模試作成講師による解説授業付き。
二次試験対策の小論文の攻略授業も実施されています。

時期 5月~翌2月
会場 大阪・東京・九州・名古屋(試験による)
受験料 6,600

 

駿台予備校

駿台全国模試


難関国公私立大学や医学部医学科対策のためのハイレベルな記述、論述式模試です。
学力上位層が受けるので、その中での到達学力レベルや全国規模での個人の学力の位置づけの確認ができます。

駿台予備校では、その他にも記述式の【大学別入試実践模試】【駿台・ベネッセ記述模試】やマーク式の【駿台atama+共通テスト模試】など多数の模試を実施しています。

時期 第1回5月、第2回9月
会場 全国(駿台校舎以外での開催があることも)
受験料 6,500(税込)※高3・高卒生対象の模試価格、学年によって価格違います。

 

河合塾

プライムステージ


医学部に特化はしていないですが、全国のハイレベルなライバルと競いあえる記述・論述式の模試です。
共通テストと二次試験の総合評価が行なえるので、実際の入試と全く同じ方法での判定が可能です。

国公立大学は第5志望まで、私立大も含めて第9希望までの合格可能性評価が確認できます。

その他にも、河合塾では【全統共通テスト模試】、【全統記述模試】など様々な模試があるので、目的に合わせて受験するとよいでしょう。
試験によっては、ドッキング総合評価ができる模試もあります。

時期 4月
会場 全国(詳細は申し込み受付開始時に公開)
受験料 6,900円(税込)※高3・高卒生対象の模試価格、学年によって価格違います。

 

富士学院

医学部実力模試


富士学院の模試では、ただ判定結果を出すだけではなく、それを今後にどう活かしていくのかということに注力しています。
解説授業付きなので、模試を受けたあとに疑問点をしっかりと解消し、次につなげることができます。

希望者には、模試返却会を行なっており、医学部合格に向けた具体的なアドバイスをもらうことができます。
試験、解説授業はオンライン対応も行なっているので、会場に行くのが難しい方でも大丈夫です。

時期 第1回 8月、第2回 11月
会場 富士学院全校舎、自宅受験可能

大阪会場:大阪校

受験料 5,500円(税込)
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