大阪の寮があるおすすめの医学部予備校3選

公開日:2022.08.26 更新日:2023.10.05

医学部予備校に通いたいけれど遠方で通えない、といわれる受験生は少なくありません。
ですが、医学部予備校の中には寮を完備している予備校も存在します。
遠方の受験生に限らず、一般のマンションに住んで予備校に通うよりも、寮で暮らす方が医学部への合格率は高くなります。

そこで今回は、医学部予備校の寮に住むメリットの解説と、関西で寮を完備している医学部予備校の紹介も行います。

医学部予備校が用意する「寮」の特徴を解説

医学部合格を目指すなら独学や塾よりも、医学部予備校に通うことで合格率は非常に高くなります。
医学部予備校には、医学部に精通したプロの講師が在籍しているので、確実な受験対策が可能となりスキルに合った志望校を選定してもらえるので、合格率が高くなるのです。

そんな医学部予備校に通いたいけれど、遠方で通えない受験生や、医学部予備校の通学圏内でマンションを借りても、1人暮らしする自信のない受験生もいることでしょう。

そんな受験生には、寮を用意している医学部予備校がおすすめです。ここでは、医学部予備校が用意する寮の特徴を解説しましょう。

寮には提携寮と直営寮の2種類が存在する

医学部予備校が用意する寮には、直営寮と提携寮の2種類が存在します。
直営寮とは、予備校が管理と運営を行っている寮のことで、勉強に特化した自習室などの設備が整っています。もちろん、朝夕の食事もついているので安心です。

一方で、提携寮とは予備校がマンションなどの部屋を借り上げて提供するので、管理・運営は予備校でなくマンションの管理会社が行います。

直営寮の特徴

直営寮は医学部予備校が専用に用意している寮なので、医学部を目指す受験生しか入寮していません。従って、寮生同士で一緒に暮らしながら、切磋琢磨できるメリットもあります。

さらに、寮には寮母さんなどが常駐していて、宅配物の受け取りや共用部分の清掃なども行ってくれます。
万一体調を崩したりケガをしたりした時には、病院にも連れてってもらえるなど、生活面を全面的にサポートしてくれるので勉強に集中できる環境が整っています。

提携寮の特徴

予備校が部屋を借り上げるタイプの提携寮ですが、寮生は受験生だけとは限りません。
通常、学生寮として提供されるマンションとなるので、受験生以外の一般の大学生も一緒に暮らすこととなります。

従って、夜に勉強していると隣部屋での騒がしい声に悩まされるケースもあります。
また、直営寮と異なり朝夕の食事はついていないので、自分で用意しなくてはなりません。

さらには、直営寮のような生活面のサポートがないので、勉強に集中できるとはいい難いところがあるのが現実です。

医学部予備校が用意する寮で暮らすメリット

医学部予備校が用意する寮で暮らすメリットについてですが、遠方で予備校に通えない受験生にとっては、寮で暮らすことで予備校に通うことができる最大のメリットが受けられます。

ここではその他に、予備校が用意する寮で受験生が暮らすメリットを解説します。

メリット1:遠方の受験生も予備校に通学できる

予備校が用意する寮があれば遠方で予備校のない地方の受験生も、医学部予備校に通学できて医学部への合格率が高くなります。

予備校入学と同時に寮を申し込むことで、学ぶ場所と暮らす場所を同時に得られるのは、遠方の受験生だけでなく全ての受験生にとって大きなメリットとなります。

メリット2:食事の心配をしなくてもよい

先の特徴でもお伝えしていますが、医学部予備校が用意する寮では朝夕の食事がついているので、勉強に集中できます。
一般のマンションに1人暮らしすると、全ての食事を自分で作るか外食になってしまうでしょう。

効率よく勉強するには食事の栄養バランスは重要で、偏った食事により体調を崩すと勉強に悪影響を及ぼします。
その点、寮であれば影響バランスに気を使った食事を毎日摂ることができるので、安心して生活でできます。

メリット3:勉強主体の生活リズムを維持できる

医学部予備校が用意する寮のほとんどが、医学部を目指す受験生ばかりが暮らしています。
食堂や学校で顔を合わせることが多くなるので、仲間意識が芽生えると同時にライバルともなるので、お互いによい刺激を受けて切磋琢磨するようになります。

1人暮らしの場合は意思が弱いと学校が休みの日には昼まで寝てしまい、ダラダラと勉強を休むこともあるでしょう。

その点、寮生活なら学校が休みでも、勉強モードが途切れることなく生活リズムを維持できます。

メリット4:医学部予備校に近い場所で生活できる

医学部予備校が用意する寮は、予備校に近い場所にあるので、休みの日でも予備校の自習室で、集中した勉強を行うことが可能となります。
また、予備校と寮が近いことで通学への負担が減り、勉強時間を多く取ることができます。

さらに、通学距離が長いとその間にある、ゲームセンターやパチンコなどの遊戯施設の誘惑に、負ける可能性もゼロではありません。
「今日くらい羽を伸ばして好きなことをしても・・」との、心の弱さに負けることなく生活できる環境を手に入れることができます。

メリット5:必要最小限の机などの家具設備が揃っている

医学部予備校が用意する寮の場合は、机やイス、ベッド、本棚、エアコン、小型冷蔵庫、インターネット回線など、必要最小限の家具や設備が整っているので、購入する必要もなく退寮時にも破棄する手間もかかりません。

特に、インターネット環境が整っているのは嬉しいことです。
一般のマンションで1人暮らしするなら、インターネット環境が用意されているマンションを探すか、自分でプロバイダ契約やWI-FIルーターの設置を行う必要があります。

これらは意外に面倒なので、はじめから完備されていると助かります。

医学部予備校が用意する寮で暮らすデメリット

今度は、医学部予備校が用意する寮で暮らす、デメリットを解説しましょう。

デメリット1:授業料にプラスして費用がかかる

医学予備校に通えない遠方の受験生は、寮費も予想しているので問題はないと思われますが、通学できる範囲でも寮に入るなら、授業料にプラスして寮費も発生するので、学費への負担は大きくなるといわざるを得ません。

従って、授業料以外の費用がかかるのはデメリットになってしまいます。

デメリット2:ルールを守るのが苦手な受験生には辛い

寮生活をするには、寮で決まられているルールに従う必要があります。
食事の時間、門限、入浴時間、大声を出さないなど、マンションで1人暮らしするのと違い、さまざまなルールを強いられます。

予備校でも同じようにある程度のルールを守る必要があるので、性格的にルールに縛られるのが苦手な受験生には、寮生活は辛い生活となるので、デメリットといえるかも知れません。

デメリット3:共同生活が無理な受験生には寮生活は向かない

例えば潔癖症の受験生の場合だと、同じ洗濯機で下着を洗ったりするのが嫌なケースもあります。

さらには、ダイニングにて大勢で食事をするのも嫌な受験生もいるかも知れません。
とにかく、共同生活が無理で1人での時間を重視する受験生には、予備校の寮生活は向かないといえるでしょう。

医学部予備校の寮に関しては、こちらの記事も併せてご覧ください!

関西で寮のある医学部予備校 3校をご紹介!

それではここで、関西の医学部予備校で専用の寮のある予備校を3校ご紹介しましょう。
それぞれの寮の特徴をメインにご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

医進の会

医進の会は医学部予備校にて「プロ講師の授業力充実度」「受験サポート充実度」「再受験生サポート力満足度」にて、2年連続で3冠達成している人気の高い医学部予備校です。

この内の「受験サポート充実度」には、医進の会が用意する専用の寮も入っています。そこで、医進の会の寮について詳しく解説しましょう。

医進の会は専用寮が3棟!全ての寮が高い充実度を誇る

医進の会が用意する専用寮は3棟あり、全ての寮が高い充実度を誇っています。
「ドーミー上本町」は、女子専用の寮なので女子は安心して生活できます。もちろん、男子専用寮である「ドーミー谷町」もあります。

男子でも女子でも入れる寮としては「ドーミー阿倍野」があります。
この3つの寮は、いずれも館長夫妻が常駐していて、宅配便の受取や万一の病気の際には病院にも連れてってもらえるので、安心して心配なく生活ができます。

この3棟の寮の詳細情報を解説します。

女子専用寮 ドーミー上本町

所在地 大阪市天王寺区清水谷町5-17
立地 地下鉄谷町線・長堀鶴見緑地線「谷町校6丁目」駅下車7号出口 徒歩約5分
居室内設備 机・イス・ベッド・本棚・クローゼット・エアコン・IP電話・インターネット専用回線・カーテン・照明器具・電気スタンド・バス&トイレ(ユニット式)・ミニキッチン・2ドア冷蔵庫・下駄箱
共用設備 ダイニングルーム・ランドリールーム・オートロックなど
食事 手作りの食事を朝・夕提供。朝食は和食と洋食から選択可能。
費用 入館費:1年契約190,000円
保証金:50,000円
年間管理費:254,000円
電気料金:基本料金843円+使用料金+税

出典:医進の会 https://ishin-kai.info/entrance/dormitory/

※この他詳しくは、医進の会にお問い合わせください。

男子専用寮 ドーミー谷町

所在地 大阪市中央区粉川町2-12
立地 地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目」駅下車8号出口徒歩約4分
地下鉄谷町線・長堀鶴見緑地線「谷町六丁目」駅下車5号出口徒歩4分
居室内設備 机・イス・ベッド・本棚・クローゼット・エアコン・IP電話・インターネット専用回線・カーテン・照明器具・電気スタンド・バス&トイレ(ユニット式)・ミニキッチン1ドア・冷蔵庫付・下駄箱
共用設備 ダイニングルーム・キッチンコーナー・ランドリールーム・オートロックなど
食事 手作りの食事を朝・夕提供。朝食は和食と洋食から選択可能。
費用 入館費:1年契約190,000円
保証金:50,000円
年間管理費:254,000円
電気料金:基本料金843円+使用料金+税

※この他詳しくは、医進の会にお問い合わせください。

男子女子共用 ドーミー阿倍野

所在地 大阪市阿倍野区阪南町2-23-16
立地 地下鉄御堂筋線「昭和町」駅下車4号出口徒歩約5分
地下鉄谷町線「文の里」駅下車5号出口徒歩約7分
居室内設備 机・イス・ベッド・本棚・タンス・エアコン・IP電話・インターネット専用回線・カーテン・照明器具・電気スタンド・バス&トイレ(ユニット式)・ミニキッチン1ドア冷蔵庫付
共用設備 ダイニングルーム・ランドリールーム・オートロックなど
食事 手作りの食事を朝・夕提供。朝食は和食と洋食から選択可能。
費用 入館費:1年契約190,000円
保証金:50,000円
年間管理費:254,000円
電気料金:基本料金843円+使用料金+税

※この他詳しくは、医進の会にお問い合わせください。

メディカルラボ


メディカルラボは、マンツーマンの完全個別指導が特徴の医学部予備校です。
メディカルラボでは受験生の「絶対に医師になる」その想いを叶えるために、6つの合格メソッドを構築しそれを提供することで、多くの合格者を輩出しています。
そんなメディカルラボには、集中して勉強できる寮も用意されています。ここでは、メディカルラボの寮について詳しく解説します。

メディカルラボが用意する寮の詳細情報


出典:メディカルラボ

メディカルラボの専用寮では、寮長・寮母が常駐し、日々の生活を健康面はもちろん、精神面でもしっかりと支えてくれます。
宅配物の受け取りや、万一の病気やケガの際にも病院に付き添ってくれるので安心です。

居室内設備 ベッド・机やイス・書棚・タンス・電話・エアコン・カーテンなど。
生活に必要な家具類が完備
共用設備 全自動洗濯機・乾燥機・アイロン・掃除機・電子レンジなど
食事 栄養士が考え、寮母が手作りで提供するバランスの優れた食事。
朝・夕、家庭的な雰囲気の食堂で提供
費用 大阪梅田校へ直接問い合わせ

メビオ

メビオは偏差値36.9から受験生を医学部に合格させた実績を持つ、医学部予備校です。
40年以上の入試研究と常駐のプロの講師陣にて、受験生を医学部合格に導いています。

1クラス平均7名・1授業3.5時間、年間1,800時間以上のライブ授業も、メビオでも学習の特徴。
そんなメビオには、予備校から徒歩1~2圏内にメビオの学生専用の寮が3棟用意されています。

ここでは、メビオの寮について詳しく解説します。

メビオが用意する寮の詳細情報


出典:メビオ

メビオでは女子寮1棟、男子寮2棟が用意されていて、それぞれがメビオの校舎から徒歩2分圏内と近くに用意されています。

いずれも直ぐ生活が始められるよう、ほとんどの設備が完備されているワンルームタイプの寮です。

全ての寮で、寮母さんが住み込みで常駐していて、来訪者の受け付けと確認、郵便・荷物の受け取りとその連絡、共用部の清掃、緊急時の連絡などのサポート業務を行っています。

居室内設備 洗濯機・エアコン・冷蔵庫・ベッド・勉強机・本棚・デスクライト・カーテン・バス・トイレ付き
共用設備 要問合せ
食事 朝・昼・夕の3食を校舎内の食堂でとることが可能
費用 月額82,000~87,500円
その他の費用はメビオに問い合わせ

まとめ

今回は、医学部予備校が用意する寮について解説してきました。
やはり一般のマンションで1人暮らしをするよりも、予備校が用意する専用の寮で暮らす方が、勉強に集中できる環境にあるので、医学部への合格率がアップしていきます。

門限や食事時間などルールがあるので、自由度は1人暮らしよりも低くなりますが、その分勉強に打ち込むことができます。
何よりも毎日の献立を考えなくても、そして自分で調理しなくても、栄養バランスのとれた食事ができるのが、最も大きなメリットです。

医学部受験では体が健康でないと持ちませんから、しっかり栄養の取れる寮生活がおすすめです。

この記事をシェアする
【免責事項】※このサイトの掲載情報については独自に収集した内容が基になっていますので、最新情報や詳細は、医学部予備校の公式ホームページをご確認ください