医学部受験を考える際、多くの受験生が私立医学部受験を視野に入れています。
国公立を第一志望とする場合でも私立医学部を受験する方が多いですが、各大学で特有の入試傾向があるため、入念に対策を行わないと合格は難しいです。
そこで、本コラムでは現在の私立医学部入試の実態や対策方法についてご紹介していきます。
また、関西圏の私立医学部の対策についても解説するため、ぜひ参考にしてください。
目次
現在の私立医学部入試の実態について理解しましょう。
実態を知ることで私立医学部入試への姿勢や対応方法が分かるようになります。
現在の私立医学部入試の偏差値は、1980年代と比較して大幅に上昇しています。
30年前は偏差値50程度だった私立医学部も多く存在しましたが、現在では偏差値65を超える学校がほとんどとなっており、早稲田大学や慶應義塾大学の理工学部と同等のレベルに匹敵します。
背景には医学部の人気の高まりや、医師という職業の安定性・高収入が影響しています。
その結果、受験生の質が向上し入試競争が激化しているのです。
また、私立医学部受験では厳しい学力試験に加えて面接や小論文など多面的な評価も求められます。
こうした多様な試験が導入されていることもレベルの上昇の一因と言えるでしょう。
近年、医学部の人気が高まり続けており、私立医学部入試の倍率も非常に高くなっています。
そして、都市部の名門私立医学部では競争がより一層激化し、医学部の中でも特に人気のある大学では受験者数が定員の数十倍から百倍以上になることも珍しくありません。
例えば、2024年度の私立医学部の一般前期試験の倍率を見ていくと産業医科大学が93.6倍、一般後期試験については大阪医科薬科大学が190.8倍、近畿大学が105倍でした。
そのため、合格は簡単ではなくしっかりと受験対策を行う必要があると言えるでしょう。
私立医学部の入試問題は大学ごとに独自の出題傾向があります。
国立大学のように共通テストが存在しないため、各私立医学部はそれぞれの特色や教育方針に基づいた問題を出題してくるのです。
例えば、ある大学では高度な数学の応用問題が多く出題される一方で、別の大学では生物や化学の実験に関する問題が頻出することがあります。
また、小論文や面接試験においても独自性が見られます。
大学の教育理念や医療に対する考え方に即した内容が問われることが多く、単なる知識だけでなく、受験生が学校の校風に適しているかどうかという点も評価されます。
そのため、志望校について徹底的に分析し、出題傾向や学校の求める人材像を把握することが重要です。
私立医学部に合格するための対策についてご紹介します。
ここでは、おさえておきたいポイントを4つ解説するため、ぜひ参考にしてください。
私立医学部の入試で合格を勝ち取るためには、まず基礎学力を確実に身に付けることが不可欠です。
基礎力がしっかりしていないと、どれだけ応用問題や難問に取り組んでも根本的な理解が不足しているため、得点に結びつきません。
そのため、まずは教科書の問題や基本問題集を徹底的に復習しましょう。
特に数学、英語、理科(物理、化学、生物)は基礎知識が重要です。
例えば、数学では公式や定理の理解とそれを使った基本問題の解法を完璧にすることが求められます。
次に、基礎問題を解く際には解答プロセスをしっかりと意識しましょう。
答えを導き出す過程を理解し、なぜその解法が適用されるのかを明確にすることで問題への対応力が高まります。
また、間違えた問題については原因を徹底的に分析し、再び同じミスをしないようにすることが重要です。
なお、基礎力の定着には定期的な復習と反復学習が欠かせません。
一度理解した内容でも一定の時間が経過すると忘れてしまうことが多いため、日々の学習において定期的に復習の時間を設けることが有効です。
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私立医学部入試の合格を目指す上で、受験予定の大学の過去問をしっかりと解くことは非常に大切です。
過去問を解くことでその大学の出題傾向や問題の難易度、頻出テーマを把握でき、効率的な対策が可能となります。
過去問を解く際にはいくつかポイントがあります。
まず、実際の入試と同じ環境を再現するようにしましょう。
時間を計りながら本番と同じ条件で問題に取り組むことで、試験のペース配分や時間管理の感覚を養えます。
次に、過去問を解いた後は解答解説を丁寧に読み込みましょう。
もし間違えた問題があれば間違えた理由や理解不足だった箇所を分析し、同じミスを繰り返さないようにします。
また、過去問を解く中で頻出テーマや出題パターンに特化した復習や問題演習を行うと、効率よく得点力を向上させられるでしょう。
私立医学部の入試において、小論文は学力試験と並ぶ重要な試験科目です。
小論文では受験生の思考力や表現力、論理構成力などが問われるため、小論文の基本的な書き方を習得することが重要となります。
論文の構成は導入部分で問題提起やテーマの提示を行い、本文で具体的な事例や論拠を挙げながら自分の考えを展開し、結論部分で全体をまとめるという形式が一般的です。
このような基本的な構成を理解し、スムーズに書けるように練習しましょう。
また、医療に関連するテーマについての知識を深める必要もあります。
日頃から医療倫理や最新の医療技術、医療現場での課題など、幅広いトピックについて調査し、自分の意見を整理することが大切です。
さらに、過去の出題傾向を分析し、頻出テーマに対する対策も行いましょう。
例えば、「医療倫理について」や「医師としての使命」など、よく出題されるテーマに対して自分なりの意見を持ち、論理的に展開できるように準備しておくと良いです。
アウトプットとして、模擬試験や予備校の対策講座を利用して実際に小論文を書き、実践力を高めてください。
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私立医学部の入試は高い学力と特有の試験対策が求められるため、医学部入試に特化した予備校に入ることは非常に有効です。
医学部予備校は、過去問分析を通じて各大学の出題傾向を詳細に把握しています。
そのため、授業内容が志望校に合わせたカリキュラムになっており、受験生は効率的に学習が可能です。
医学部予備校の模擬試験や定期的なテストにより実施受験生は自身の実力を定期的に確認できるため、自分の弱点や改善点を明確にした上で重点的に受験対策を行えるでしょう。
また、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨する環境があり、互いに刺激し合いながら勉強を進められる点も医学部予備校の利点です。
なお、関西圏でおすすめの予備校は以下で紹介しているため、興味のある方はぜひ問い合わせてみてください。
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ここからは関西私立医学部の傾向と対策についてご紹介します。
関西圏の私立医学部への受験を検討している方や受験校選びで悩んでいる方は必見です。
大阪医科薬科大学の入試では、記述問題が多く出題されるのが特徴です。
そのため、記述問題が多い国公立大学を併願する受験生は試験対策がしやすいでしょう。
なお、記述問題に対応するためには、問題への深い理解と論理的な表現力が求められます。
従って、基礎力の徹底と過去問を通じた実践的な練習が重要となり、特に理科や数学の記述問題に慣れることが合格への近道となります。
配点は英語100点、数学100点、理科200点(2科目選択)となっています。
理科は2科目で制限時間が120分のため制限時間が短く、短時間でしっかりと回答を行う力が必要となるでしょう。
なお、一次試験で小論文が課せられますが、一次試験合格は学科試験の点数で判定されます。
英語は大問が3つあり、試験時間は80分です。
試験内容はオーソドックスで、和訳問題を含む長文読解問題2問と英訳問題が1問出題されます。
ジャンルは自然科学や社会科学など、幅広い分野から出題され、600語程度の長さです。
長文読解や英文和訳の演習をしっかりと行い、基礎力を身に付けることが重要となるでしょう。
数学は全記述式の大問が5つあり、試験時間は2024年度から90分に変更されました。
標準的なレベルの問題の出題が多く、確率問題や微積、ベクトル、整数問題が頻出となっています。
そのため、基本的な数学力を身に付けながらこうした頻出分野の理解を深めることが重要となるでしょう。
化学は大問が4つあり、試験時間は120分(2科目)です。
標準的なレベルの問題の出題が多く、理論と有機化学、高分子がメインの構成です。
大問として出題されることはほとんどありませんが、融合問題として無機化学の知識が必要になる場合もあります。
頻出レベルの問題は最後まで解ききれるよう、基礎固めをしましょう。
物理は大問が4つあり、試験時間120分(2科目)です。
標準的なレベルの問題の出題が多く、前半の3問は力学や電磁気と波動、熱から1問ずつ出題され、最後の大問は複数の小問で構成されています。
半分の60分で解くことを考えると、設問数や計算量が多めです。
比較的短時間で解ける問題を確実に見分け、正解できるようにすることが大切と言えます。
公式や定理の理論まで理解をし、基礎力をつけましょう。
生物は全記述式の大問が4つあり、試験時間120分(2科目)で回答をしていきます。
易しめか標準的なレベルの問題の出題が多い傾向です。
遺伝情報や代謝などの分野が頻出ですが、全分野から満遍なく出題されるので苦手分野がないようにしましょう。
基礎固めのためには、教科書レベルの知識を整理して問題演習に取り組むことがおすすめです。
考察系の問題が多いため、簡潔にまとめられる力も身につけてください。
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関西医科大学の入試では、物理と生物で難問が出題されやすい傾向にあります。
そのため、これらの科目では基礎知識を深く理解していることが求められるとともに、複雑な問題に対応できる応用力が必要です。
なお、英語と化学は一般的な問題が出題されやすく、高得点を取ることが合格のポイントとなるでしょう。
配点は英語100点、数学100点、理科200点(2科目選択)となっています。
英語は大問が3つあり、試験時間80分で回答をしていきます。
オーソドックスな試験内容であるため、基礎力を身に付けることが重要となるでしょう。
問題形式が年度によって変わりやすいため注意が必要です。
読解問題が3問出題された年もある一方で、大問3で自分の考えを英語で表現する英作文が出題された年もありました。
過去問に固執せず、さまざまな形式の問題に慣れておきましょう。
長文読解は1000語を超えるボリュームになる傾向です。最後まで読めるよう普段から長文の英文を読むようにしてください。
数学は大問が4つあり、試験時間は90分です。
大問が5つの年もあったので、試験開始時に確認し、時間配分を決める必要があります。
標準的なレベルの問題とやや難しい問題が混在し、数Ⅲの割合も高い傾向です。
易しい~標準的な問題は教科書レベルの問題集を繰り返し行って基礎固めをします。
難しい問題は、理系向けの数学問題集を1つ完璧にできるようにしてください。
いずれにしても、基本的な力をしっかりと身に付けることが重要となるでしょう。
化学は大問が4つあり、試験時間120分(2科目)で回答をしていきます。
標準的なレベルの問題の出題が多く、無機化学、有機化学、高分子反応の問題が頻出となっています。
理論分野の計算問題が出題された年がありました。
難易度はそれほど高くないものの、計算に時間がかかるため、正確に早く力も必要です。
教科書やこれまでに説いた基礎レベルの問題集で不明点がないかを確認してから、受験対策の問題集で応用力を身に着けてください。
物理は大問が4つあり、試験時間120分(2科目)で回答をしていきます。
やや難しいレベルで計算が多い問題が全範囲から出題されるため、苦手分野があると致命的です。
時間がかかる計算問題は、早く正確に説かないと時間が足りなくなる可能性もあります。
最近では提示された資料から情報を分析する力を確認するため、見たことがないような問題も出題されますが、問題文の誘導をうまく活用して解くとよいでしょう。
教科書や図録にあるコラムまで、隅々まで目を通すことも対策になります。
最難関国公立大の過去問なども使い、応用問題も視野に入れた演習や頻出分野に特化した学習が必要となるでしょう。
生物は大問が4つあり、試験時間120分(2科目)で回答をしていきます。
知識問題でマニアックな問題が出題されやすく、かつ代謝や分子生物が頻出となる傾向がありますが、他の分野も出題されるため、偏った分野の対策は危険です。
苦手分野がないよう全分野のオーソドックスな問題は解けるようにして、点数に差をつけられないようにしてくだし。
考察や計算問題も例年通り出題されるため、他大学の過去問も使いながら経験値を積むことをおすすめします。
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近畿大学の医学部入試は、理数系科目に強い受験生に有利な試験体系です。
特に、理科科目では選択する科目により難易度の差をなくすために得点調整が行われます。
また、英語が難しく得点が難しいため、数学や物理でしっかりと得点を重ねることが重要となってくるでしょう。
英語は大問が4つで設問もすべて英語表記です。
2021年から表題形式が大きく変わり、全問マーク形式になりました。
試験時間は60分ですが、難単語に執着せずに解答根拠を見つけられれば時間制限の問題はないでしょう。
近畿大学医学部の英語の特徴は専門単語を含んだ長文読解です。
生物や物理の内容の長文が出題された年では、理科の選択科目によっては理解がより難しいと感じた受験生も多く見られました。
ただし、高校レベルの単語出ない場合、前後の文脈から理解できるような構成になっています。
推察し、文章や段落単位で理解できる力を身につけることが大切です。
そのためには、求められる語彙力は高いですが、文法や品詞の理解もできると長文読解をスムーズに進められるでしょう。
数学は大問が3つあり、試験時間60分です。
2023年は第1問が穴埋め、第2問は答えのみ記述、第3問は論述させる問題で、2022年度よりも難易度が高くなりました。
数Ⅲが出題されないこともあり標準的なレベルの問題の出題が多く、ⅠAⅡBの各分野から満遍なく出題される傾向となっています。
特に図形や数列、方程式やベクトルが頻出のため、苦手な方は克服できるようにしてください。
一方で、難題レベルも出題される上、計算量が多く時間が足りなくなるケースもあります。
そのため、基本学力をしっかりと身に付け、標準レベルの問題は確実に解けることが重要となるでしょう。
化学は大問が3つあり、試験時間は120分(2科目)です。
空欄補充と記述式が混在しているため、形式に慣れておきましょう。
発展的な内容が含まれるものの標準的なレベルの問題の出題が多く、無機化学、有機化学、理論化学が満遍なく出題されます。
計算過程の記述もある計算問題があるため、日ごろから丁寧に書く練習をしましょう。
また、計算問題に気を取られてほかの問題を落とさないよう、解く順番に注意してください。
物理は大問が3つあり、試験時間は120分(2科目)です。
分量はやや多めですが、標準的なレベルの問題の出題が多く、力学や電磁気が頻出で、融合問題が出された年もあります。
問題は記述式で、空欄補充やグラフの描図も含まれます。
特にグラフは典型的なものはすぐに描けるよう、日ごろから練習しましょう。
近畿大学医学部の物理は典型的な問題が多い印象です。
初見の問題も出題されることがありますが、文中のヒントや誘導にうまく乗れば解答できるよう配慮されています。
典型的な問題はスムーズに、かつ確実に正解できるよう基礎固めをしっかり行うと高得点に繋げられるでしょう。
計算量は2021年度と比較すると、2022年度と2023年度は減少傾向です。
以前のように計算量が増える可能性もあるため、対策は怠らないようにしてください。
生物は大問が3つあり、試験時間は120分(2科目)です。
2022年度は大問が4つでしたが、2023年度は1つ少なくなりました。
論述問題の割合が増えたものの、計算問題・論理的な問題は少なめという以前からの傾向は引き続き見られます。
標準的なレベルの問題の出題が多く、体内環境や神経、代謝など、医学にかかわる内容が頻出となる傾向です。
ただし、医学分野以外は出題されないわけではないため、偏らずに対策をしましょう。
解答形式は記述式です。
多くが基礎知識を問うものですが、考察が必要な問題もあります。
文字数の制限もあるため、簡潔にまとめられるよう経験を積みましょう。
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兵庫医科大学の入試は、英語と数学に重きを置いた試験体系です。
英語と数学の配点が高く設定されており、高得点を取ることが合格への鍵となります。
また、理科については少ない対策で合格点が取りやすく、現役生には有利な試験形式です。
なお、兵庫医科大学の理科も2科目で試験時間120分です。
時間配分に気をつけて、問題を解きましょう
英語は大問が4つあり、試験時間は90分です。
2022年度は大問が5つでしたが、1つ減少したことで試験時間にゆとりができました。
ただし、英文和訳と英作文の分量・難易度が年によって異なるため、油断はできません。
試験内容の難易度は比較的高くないものの、長文読解は医学系の内容です。
日ごろから医学系のニュースや話題に触れておくことが不可欠でしょう。
問題は選択式と記述式の両方で構成されています。
最後の問題では英作文も出題される傾向です。
表現に工夫が必要なやや難易度が高いため、文法や慣用句の暗記だけでなく、アウトプットを繰り返して柔軟に対応できる必要があります。
そのためには、基礎力を身に付けることが重要です。
また、わからない単語があっても前後の文脈から推測して読み進められるようにし、長文の和訳問題でわからない単語があっても対応できるようにしてください。
数学は大問が3つあり、試験時間は90分です。
標準的なレベルの問題の出題が多く、数Ⅰから数Ⅲまで満遍なく出題されます。
ただし、各大問の最後のほうは難しくなりやすい点や、計算力や思考力を問う融合問題が出題される点に注意しましょう。
出題形式は記述式のため、計算過程も見られます。
複雑な計算が必要な問題もあるため、比較的時間をかけずに解答できる問題から取り組み確実に点数に繋げることも必要でしょう。
そのため、問題演習を重ねて基本的な数学力をしっかりと身に付けることが重要です。
化学は大問が3つあり、試験時間は120分(2科目)です。
標準的なレベルの問題が多く、理論や有機が頻出ですが全分野満遍なく出題されます。
例年は易化傾向のため、難易度が標準以下の問題は確実に正解しないと点差を付けられてしまいます。
計算問題や問題文のボリュームが多いことも特徴で、計算や問題分の理解に手間取ると60分内で解けません。
日頃より計算過程を丁寧に書いたり、素早く内容を読み取る力をつける練習をしたりしてください。
物理でも必要なのは、基礎レベルの問題は落とさないことです。
基礎固めをしっかりしてから、発展問題の演習を行いましょう。
物理は大問が5つあり、試験時間120分(2科目)で回答をしていきます。
標準~やや難しいレベルの問題の出題が多く、全分野から出題される傾向となっています。
2022年度と2023年度で比較すると難化傾向でした。
時間制限のわりに問題量も多めのため、解きやすい問題から手をつける以外にも、計算スピードを上げられるよう力をつけることも必要です。
出題形式は論述式で、グラフの描写も求められます。
ほかの科目同様に計算過程も見られるため、丁寧に書くクセをつけましょう。
生物は大問が5つあり、試験時間は120分(2科目)です。
標準的なレベルの問題が多く、全体的に易化傾向です。
全分野から満遍なく問題が出題される傾向のため、苦手な分野がある場合は克服できるようにしましょう。
2023年度で言えば、典型的な問題が多く、高得点が狙いやすい試験でしたが、知っていないと解けない問題が一部にありました。
そのため、生物学の最新情報にも日頃から興味を持ち、情報をアップデートするようにしましょう。
出題形式は論述式です。
計算問題以外にも、空欄補充やグラフの描写も問われます。
よく出てくる用語や典型的な実験の考察に関しては、すぐに適切に表現できるようにしましょう。
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関西の私立医学部入試は各大学の出題傾向が異なり、それぞれに特化した対策が求められます。
なお、医学部受験対策を行う際には医学部予備校の利用も積極的に検討しましょう。
プロ講師の学習指導のもと効率的に受験対策が行えます。
特に苦手分野があるという方は個別指導の医学部予備校がおすすめです。
興味のある方は以下も確認してください。